シングルマザーの平和への日々

生きるって大変。だから怒って、笑って、平和を求めて。

全然ゆーことを聞かない問題児娘がもうすぐ20歳

パパと暮らす(めっちゃ近所)娘から、熱が出たと連絡が来たので、インフルエンザかもしれんから(こないだ私と息子がなった)、病院行きなさいやねーと伝えたんですけど。

 

行きません。

 

とにかく彼女は、マイペースというか、しっちゃかめっちゃかなので、いろいろと反目しがちな私とパパも、そこだけは共有しうる「あー子育てって大変」な事案なんですが、そーするとどうしても素直な弟くんに親的には安心したりするんです。

親戚からも、はちゃめちゃで問題児な姉に対して

弟くんは「えー子や」という評判。

 

姉も思春期真っ盛りの頃はそんな風に比較されるのがコンプレックスで、より反抗期に磨きをかける原因のひとつになっていたと思います。親としても、も少し配慮したげれば良かったという反省するところではあるんですが。

 

で、最近。

思春期に入った弟くんなのですが、逆に素直すぎないか?

それが心配になってきました。

 

ねーねははちゃめちゃなんですが、割と「これが好き」「あれはヤダ」がはっきりしてて、失敗だらけながらも、チャレンジ精神があるんですよね。

かたや弟くんは、勉強しろと言えばしぶしぶとはいえ、勉強するんですよ。

弟くんもいったん反論はするし、話し合いには時間をかなりかけてはいます。

だけどねーねなんかは、はなから聞く耳をもたなかったので、この違いにびっくりと同時に、親としてはぶっちゃけ、やりやすくて助かるわーというのはあります。

でも、ねーねがあれだけ反抗心があったことが、今になっては大切な時期だったんかなというか、親への反発って要は「私は私」「個人として認めろ」という自立心の芽生えが根源なんかなと。

だから、逆に言うと、弟くんは、親の言うこと聞きすぎじゃないか?

なんて。

それが実際にはほんと助かるし、大人からしたら「えー子」ではあるのだけど、「この子こんな親のゆーことちゃんと聞いて、将来自分で自分のこと決めたりできるようになるんかいな?」なんていう変な心配。

 

私はずっと、ねーねと弟くんの親に対する反抗心の違いは親への信頼感の違いと思ってきたんですが、離婚してパパと暮らしてから家出して我が家に来たねーねとの距離が縮まってから、少し変わってきました。

(何このややこしー説明)

 

もちろんやっぱりはちゃめちゃだし、いまも大学は行かないと言い続けてるし、バイトもなかなか続かない、ほんと世間のモノサシからしたらはみ出しものの問題児なんだけど(なにわの女寅さんと命名)、社会にでなければならない年頃になった今、いろんなことにぶつかりながらも、親はもちろんばあばやまわりの大人たちに迷惑かけまくりながらも、自分で考え、やりたいことを探して、道を切り開いていこうとするエネルギーを感じています。

 

まあ自分の都合の悪いアドバイスとかはうんうん言って実際には全然聞かなかったりもするので、ハラハラするし、この先もまだまだやろな…とは親心として思うのですが、それでも職場で周りの先輩たちに反発したりしながら(触るもの皆とにかく反発が彼女のデフォルト( ´ ▽ ` )ノ笑)多くを学んでるところなんだな、と感じます。

彼女には彼女の考えがあり、それがすれっからしなおばちゃんの母からしたらハラハラするんだけど、でもそれでよいのかもと。

 

元夫と娘は、私の母のめちゃくちゃ近所に住んでいて、孫のことを人一倍気にかけてくれるばあばにはほんとお世話になってて、ありがたや。。

 

ていうのもあるのですが。

 

私自身が、どちらかと言うと自分も娘と似たり寄ったりな面があるからというのもあるかもしれません。

 

で、弟くんはちょっと最近、親が敷こうとする方向への素直さが心配という話なんだけれども、まあ時がきたら、彼もまた「自分は自分」という葛藤を抱いて成長の階段を登るのだろうと。

そしてどーしても姉弟って比較しちゃうけど、彼の良さ、彼女の良さは別物で、別人格だから面白い、ただそれだけ。

 

子育て20年でやっとたどり着いた心境。